校長ブログ

フュージョン!【校長ブログ】

 6月中旬ころに産業技術系列の3年生から「芝人形」をプレゼントしてもらい、ようやく髪(芝)が伸びてきました。緑髪のスーパーサイヤ人のようになりましました。そろそろ散髪して、髪を整えたいと思います。どんな髪型がよいでしょうか・・・。

 この人形は、おわんを使いストッキングに土と種を入れ、丸くまとめたものです。体はペットボトルの下の部分を利用しています。そこにフェルトやペンで装飾しました。ペットボトルの水をストッキングが吸い上げる仕組みなっています。

 

 生徒の個性あふれるデザインの作品をたくさん届けてもらったので、知り合いの学校や施設、商店で育ててもらい、楽しんでもらっています。

 アンパンマン、サッカー選手、おやじ、動物風などの作品がありました。

 

楽しみでーす。【校長ブログ】

 6月に入り、福祉教養系列で学ぶ2・3年生の生徒は町内の福祉施設で2週間に渡り、施設の皆さんのご指導のもと入所者のお世話をしたり、レクリエーションを一緒に行いました。その生徒たちの様子を見てきました。

 普段おとなしい生徒たちですが、授業で教わったことや施設の方に指導いただいたことを一生懸命駆使して、声かけ等をしていました。

 がんばれ!小野高生。入所者の方はみんなが来るのを楽しみにしています。

 昼食前のお薬チェック。確認が大事。

 

 

生徒たちが作成した手作り玉入れでゲームをしました。

玉入れによる手の運動、玉をみんなで数えることによる頭の運動にもなり、皆さん楽しそうに参加してくれました。

成績発表後、参加した皆さんにきれいに折った折り紙をプレゼントしました。

きれいです。【校長ブログ】

 新学期がスタートしてすでに1ヵ月半が過ぎました。

 毎朝、「ホーホケキョ」と鶯の鳴声に迎えられ学校に来ています。

 校長室前にひっそりと咲く「ショウジョウバカマ」に心和みました。4年前(教頭時代)には気がつきませんでした。

ショウジョウバカマ

 

 こちらは、フラワーハウスに向かう土手(学校の向かいに側)に産業技術系列の皆さんがパンジーで作製したものです。学校前の通路や校門前の花壇にもたくさん植栽してありますので、ぜひご覧ください。

パンジー

 

 草花の苗販売が始まりました。看板をご覧ください。(土日は販売していません)

 現在ある苗は、「ベゴニア」、「インパチェンス」、「ペチュニア」、「マリーゴールド」、「サルビア」です。

「土づくり」には手間をかけています。生徒が育てた苗を大きく育てて楽しんでいただければ幸いです。

 数に限りがありますのでお早めにお求めください。

 

 

「校長あいさつ」更新しました。『着任ご挨拶』

ご挨拶 

 ご無沙汰しております。3年ぶりに小野高校に戻ってまいりました。4年前教頭として赴任し、家庭クラブが中心となって研究していた「トマトうどん」の商品開発を進めるために、小野町町役場をはじめとする関係者や地域の皆様と連携して取り組んだことがとても懐かしいです。当時、1年という短期間での転勤となり、やり残したという思いをもちながら、福島県庁のスポーツ課で、3年間福島県のスポーツ振興に取り組んでまいりました。

 この度の人事異動で校長として赴任できたことはこの上ない喜びであり、歴史と伝統ある本校に再び勤務出来ますことを誇りに思います。

 本校は、地域に開かれた学校を目指し、「産業技術系列」における地元の小学校や特別支援学校の児童・生徒との交流学習や「福祉教養系列」の地域における社会福祉現場実習・ボランティア活動など様々な連携事業に取り組んでおり、地域の皆様から多大なご支援とご協力を頂きながら、充実した内容で実施しております。「ビジネス系列」では、商業系各種検定試験等の上級資格取得でも素晴らしい成果を上げています。また、進学希望者に対する「合格支援プロジェクト」や基礎学力向上事業「学習くらぶ」の実施により、個々の生徒の希望進路実現に向けた個別指導にも力を入れて取り組んでおります。平成30年度に福島県高文連放送専門部に初めて加入し参加した県大会では、3作品がラジオキャンペーン部門最優秀賞をはじめとする上位入賞を果たし、初出場となった東北大会においても上位入賞を果たす活躍を見せてくれました。さらに、小野町の全面的なご支援により3年前から実施している沖縄県立八重山農林高等学校との交流事業も相互交流を継続しており、生徒交流を通して6次化商品の共同開発を行うなど大きな成果を上げております。

 今後とも、「夢をカタチに」のキャッチフレーズのもと、校訓である『質実剛健』『明朗闊達』の校風を継続し、知・徳・体のバランスの取れた教育活動を展開し、生徒と教職員が何事にも「チャレンジ」する精神で勉学・部活動等に取り組むよう努めたいと考えておりますので、ご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  2019年4月1日

福島県立小野高等学校長 小針 幸雄  

 

校長ブログ「感謝」

 小野高校に勤務して2年。このたびの人事異動により、小野高校を離れることとなりました。

 この2年間、本当に多くの方々にお世話になりました。ご指導ご鞭撻をいただきました多くの方々に改めて深く感謝申し上げます。また、小野町をはじめとする地域の方々にも、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 次の勤務地でも、全力で生徒たちに向き合い、学校生活を楽しみたいと思います。2年間、本当にありがとうございました。

 短い文章で大変恐縮ですが、最後の校長ブログといたします。

校長ブログ「沖縄県立八重山農林高校との交流研修が始まります」

 小野町も、「秋深し」というよりも、「冬近し」といった気候になってきました。先日は朝の気温が2℃まで下がり、吐く息が白くなりました。

 さて、11月6日(火)から、三泊四日の日程で、石垣市及び沖縄県立八重山農林高等学校を訪問し、交流研修を行います。訪問団は教頭先生を団長とし、教諭2名、生徒10名で構成されています。小野町のご支援により実施しているこの交流研修も、今年で三年目を迎えました。昨年の夏、八重能の郷土芸能部が来町・来校した時の感激・衝撃はいまだ記憶に新しいところです。(その郷土芸能のすばらしさ、生徒の皆さんの持つパワーに対する衝撃です)

 八重農訪問中には、八重農の全校生に対して、本校生が、「東日本大震災からこれまでのあゆみ~復興へ向けて~ 私たちが見て聴いて感じたこと」と題してプレゼンテーションを行います。また今年は特に、それぞれの農産物を生かした商品開発に取り組む予定です。

 幸い、天候にも恵まれそうです。思い起こせば、昨年は台風が接近していて石垣の星空を見ることはできませんでした。今年は大丈夫そうですね。生徒の皆さんには、今回の交流研修をとおして様々な経験をし、大きく成長してほしいと思います。 

校長ブログ「ざらりとした感触をその手の内に」

 先日、ある著名なYou Tuberの方のインタビューがインターネットに掲載されていました。その中で、その方は、「次の世代に伝えたいことは?」という問いに対し、「何でもネットで見ることのできる時代だからこそ、直接見て、体験することを大切にしてほしい」と答えていました。私は軽い驚きを覚えました。インターネットの世界で生計を立てている方の言葉としては意外だったからです。しかし、すぐに、なるほどとも思いました。

 前々回のこのブログで野球応援と球技大会について触れました。どちらも生徒の皆さんの心の中に感動が生まれたのではないかと思いますが、それは、その方が言うような「直接見て、体験する」出来事だったからだと思います。野球場での焼けつくような太陽、カキーンという金属音。選手の雄たけび、スタンドの歓声、メガホンが打ち鳴らされる音。球技大会でも、懸命に食らいついたボールの手触り、味方が点を入れた時の喜びの声、隣の友人とハイタッチした時の感触。それらはテレビやパソコン、スマホの画面の向こうにあるものではなく、現実のものとして間違いなくそこに存在したものでした。それらの、自分の目で見、耳で聞き、体で感じた「もの」は、意識せずとも生徒の皆さんの奥深くに堆積し、やがて発酵し、いつしかそこから何かが芽吹いていくことになるのだと思います。

 今日は立秋です。夏休みも中盤。生徒の皆さんは、勉強、部活動、あるいはボランティアと、様々な活動に取り組んでいることでしょう。それらから得られるであろうさまざまな「ざらりとした感触」を手の内に握りしめ、一回りたくましくなって夏休み明けに元気に登校してくることを楽しみにしています。

校長ブログ「3年生の頑張りにエール!」

 夏休みの課外授業も終わり、ちょっと一息ついたところですが、3年生は進路希望実現に向けて努力を積み重ねる毎日が続きます。

 本日8月3日(金)は、午前中に外部講師を招いての「面接作文練習会」を実施。就職希望の生徒たちは講師の方の話を真剣に聞きながら、履歴書の記入などに取り組んでいました。また午後からは、進学希望者を対象に「進学者指導」を実施。生徒たちは小論文対策に熱心に取り組んでいました。

 これまで私は何度も生徒たちに「一所懸命」という言葉を話してきました。何かに一所懸命に取り組み、苦しくてもつらくてもそこから逃げずに努力する。自分のことをダメだと決めつけることなく、「一所懸命って実は楽しいんだ」と気づくまで努力してみる。そのような生徒がたくさんいる学校にしたい、そう全校集会などで話してきました。

 今年の夏はとりわけ暑い日が続いていますが、そうした中でも懸命に努力する生徒の皆さんの姿を見てうれしく思っています。がんばれ、3年生!!

 

就職希望者の面接作文練習会の様子

 

進学希望者の小論文練習の様子

校長ブログ「生徒たちのエネルギーに触れて」

 久しぶりの更新となってしまいました。学校は夏休みになっていますが、進学希望者対象の課外、就職希望者の職場訪問、あるいは三者面談など、日々さまざまな行事が行われています。

 さて、夏休み直前の7月8日(日)には、バス5台を準備し、大勢の生徒たちと野球の応援に行きました。場所はあいづ球場、相手は喜多方高校です。試合は本校が猛烈な追い上げを見せましたが、惜しくも5対7で敗戦となりました。しかし、200名ほどの生徒たちが大声をあげて自分の学校を応援する姿を見て、胸が熱くなりました。選手たちの数々のひたむきなプレーは、生徒たちの心の中にずっと焼き付くものと思います。

 また、7月18日(水)、19日(木)には、球技大会を行いました。小野町町民体育館での実施でしたが、大変素晴らしい施設で、生徒たちはクラスごとのTシャツを着て、これもまたひたむきにプレーしていました。

 小野高校生は普段の生活は大変落ち着いていると思いますが、その一方で、若いエネルギーもまたその心や身体のうちにたくさんあるのだということを、これら二つの行事を通して改めて実感しています。学校生活の中でそれらのエネルギーをもっと発揮できるような場面を数多く作っていきたいと思います。

野球応援1

野球応援2

小野町町民体育館での球技大会

校長ブログ「飯豊小学校との交流学習」

 6月8日(金)に、小野町立飯豊小学校と本校産業技術系列の生徒との交流学習が行われました。これは、飯豊小学校さん主催の行事で、目的には以下の2つが挙げられています。

・花の苗の移植に関する知識と技能を教えていただく活動を通して、植物を大切に育てようとする意欲を育てる。

・同町内の高等学校生徒との交流学習を通して、互いの教育活動のさらなる充実を図る。

 当日は、本校の産業技術系列で農業を学ぶ生徒5名が飯豊小学校を訪問し、5,6年生の皆さんと、花を植える活動を通して交流を深めました。

 昨今、高等学校も地域に根ざした教育を推進することが求められていますが、本校は地域から様々なご支援をいただくとともに、こうした交流活動も地道に積み重ねています。

 私も飯豊小学校にお邪魔して交流学習の様子を見ていましたが、本校生にとっても大変に貴重な経験を積むことができる機会であると感じました。「楽しい!」と私に話しかけてくれた児童の笑顔が忘れられません。飯豊小学校の先生方、児童の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

校長ブログ「壮行会に際して」

 本日、5月18日(金)に、高体連県大会に出場する選手の壮行会を行いました。厳しい県中・県南地区の予選を突破し、県大会に出場する皆さん、おめでとう。校長として、心から嬉しく思います。県大会での活躍を期待しています。

 さて、県大会には出場できなかったバスケットボール部について述べます。しかも昨年の話からです。昨年、私が試合会場に行った時、男子バスケ部は1回戦を勝ち、2回戦に臨むところでした。最初は相手校に何とか食らいついていましたが、最後は大差で負けました。試合後、私のところに挨拶に来た選手たちに、次のような言葉をかけました。「選手は、最後の1秒まで本当に死力を尽くしたのか? ベンチにいる人は、最後の1秒まで本当に全力でサポートしたのか? スタンドで応援している人は、最後の1秒まで本当に心を熱くして応援したのか?」。試合の途中、点差が開いていったとき、ベンチの控えの選手の声がだんだん小さくなっていきました。それではだめなんだと言いました。選手でも、補欠でも、応援部隊でも、その時その時に自分ができることを全力で一所懸命やる。選手なら、最後の一秒までどうやって戦うのか、補欠なら、最後の一秒までどうやったら選手を最大限サポートできるのか、そうやって一人ひとり自分の頭で考えて全力を尽くせと言いました。そして、負けた時にはちゃんと悔しがる、それが大切なんだ、とも言いました。今思うと、試合後の選手には酷な言葉だったかもしれません。

  私はそれで帰りましたが、翌日、バスケットボール部は敗者復活戦を見事に勝ち進み、ついに代表決定戦までたどりつきました。そして、相手校に対して、中盤までリードしていましたが、最後は力尽きました。県大会には出場できませんでしたが、バスケットボール部の皆さんは、最終日、きっと全力を尽くしたのだなと胸が熱くなりました。

 ここから今年の話になります。男子バスケ部は1回戦で昨年敗退した相手校に接戦で勝ちました。しかし、2回戦で敗れ、敗者復活戦にまわりました。敗者復活戦は時間が進むにつれ、点差は開いていき、残念ながら小野高校は敗退してしまいました。しかし、その試合において、本校の選手たちは、最後まで諦めず、お互いに声を出し、必死にボールに食らいついていました。ベンチからも最後まで大きな声が出ていました。私はその試合を見ていて、本当に感動しました。男子バスケットボール部の皆さん、全力プレーを見せてくれてありがとう。そして、試合に出られなかった女子バスケットボール部のみなさん、部員が少ない中、ここまで男子ともにがんばって来たからこそ、仲間である男子も、最後まで全力を尽くせたのだと思います。本当にありがとう。

 県大会に出場する選手のみなさん、みなさんは、県大会に出ることがかなわなかった小野高校の仲間の思いも持って、県大会に臨んでほしいと思います。試合終了のその時まで、自分のできる限りのベストを尽くしてきてください。

 また、今年は、野球部が春の地区予選で2勝を挙げ、地域でも話題となりました。けがなどせずに夏に向けてチームを磨いていってほしいと思います。

 今年度も、部活動だけではなく、勉強、資格取得、委員会活動、ボランティア活動など、様々な場面で、小野高生が活躍することを期待しています。7月26日(木)には体験入学を予定していますが、中学生の皆さんには、小野校生の頑張りをぜひ感じてほしいと思っています。
 

校長ブログ「田植えの季節となりました」

 寒暖の差が激しい毎日が続いていますが、5月17日(木)、18日(金)に本校の田植え実習が行われました。産業技術系列の生徒たちが、農業科の先生方の指導を受けながら、真剣に実習に取り組んでいました。最初は機械の操作に悪戦苦闘していた生徒たちも、次第に作業に慣れてきて、立派に田植えを行うことができました。

 去る3月に、東邦銀行様、白岩工業株式会社様より、教育支援として「水稲用播種機」及び「水稲用発芽器」等のご寄贈をいただきましたが、今回の田植えは、その機械を用いて育てた苗を用いての実習でした。生徒たちは一生懸命に苗を育ててきましたが、例年よりもはるかに育ちのよい苗ができたとのことです。東邦銀行様、白岩工業株式会社様には、改めて心より感謝申し上げます。

 本校は水稲でのJGAP取得を目指しており、今後とも教員・生徒が力を合わせて努力していきたいと思っています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長ブログ「第1回漢字力テスト」

 5月10日(木)に、今年度第1回目の漢字力テストが実施されました。これは全校生が同じ問題で漢字力を競う、今や本校の代表的な行事になっており、年に7回実施されます。

 生徒以上にクラス担任も熱くなるようで、試験前には生徒たちを激励する様子も…。当日はどのクラスでも生徒たちは真剣に問題に向き合っていました。

 結果ですが、100点満点が3年生16名、2年生11名、1年生8名。さすが3年生! クラス平均点も3年生が1~3位を独占しました。第2回以降の2年生、1年生のさらなる頑張りに期待します。

 本校は大学・短大や専門学校、公務員、就職と、生徒たちは非常に幅広い進路希望を持っています。そういった中で、基礎学力をしっかりと身に着けていくことは、すべての生徒たちにとってとても大切なことであると考えています。昨年のことですが、本校生が母校の中学校に行った際に、漢字力テストで好成績を収めたことを、中学校の先生方にうれしそうに話をしていたという話も聞いています。

 漢字力テストに限らず、これからも様々に生徒の学力を高める取組を進めていきたいと考えています。

 

校長ブログ「清掃ボランティア後の千本桜」

 このホームページにも既にアップされていますが、4月14日(土)に、本校生が夏井千本桜の清掃ボランティアに大勢参加しました。私も参加したかったのですが、事情により、夏井を訪れたのはボランティア終了後の夕方近く。ごめんなさい。

 風が冷たく、ゆっくりと散策、とは行きませんでしたが、ゴミを見かけることはありませんでした。田村青年会議所の皆様、夏井地区の方々、そして、本校の生徒たちの熱い思いを感じることができました。

 鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。風薫る五月も間もなくやってきます。生徒たちが新しい年度をうまくスタートできたか、ちょっぴり心配しているこの頃ですが、この鯉のぼりのように、力強く、新しい環境の中を泳いでいって欲しいと思います。

 

 

 

校長ブログ「花いっぱいの新年度スタート!」

 いよいよ新年度の始まりです。9日の始業式、10日の入学式を前に、産業技術系列の皆さんが玄関前や正門周辺の花壇に花を植えていました。色とりどりの花が咲きほこる小野高校。在校生の皆さん、新年度のスタートを軽やかに切りましょう。

 また、新入生の皆さん。10日にはこの花たちが皆さんを出迎えます。緊張しているとは思いますが、小野高校は様々な可能性が詰まっています。本校のキャッチフレーズは「夢をカタチに」です。皆さんが本校の生活の中で「夢」をみつけ、それを「カタチ」にできるよう、一歩一歩自分の人生を切り拓いていくことを期待しています。

 今年は桜の開花が例年よりも早いのですが、本校の桜はようやく咲き始めたところ。入学式には満開の桜が見られそうです。では、入学式でお会いしましょう!

 

玄関前の花壇にて 1

 

玄関前の花壇にて 2

 

校門周辺の花壇にて

 

農場の桜

 

校舎を背景に

 

校長ブログ「春まだ浅い小野の町」

 一昨日、家庭クラブが開発に携わった「サラダうどん」の発売イベントに行くため、小野の町中を歩いていました。ファミリーマートさんまであと少し、というところで、夏井川に差し掛かりました。

 両岸に桜の木が並んでいます。テレビなどで全国各地の桜の開花が伝えられていますが、小野町の桜は、開花までもう少し時間が必要のようです。今年の冬はとりわけ寒さが厳しかったため、春の到来が待ち望まれます。友好交流協定を結んでいる沖縄県立八重山農林高校さんのところはどんな感じだろうか、などと想像してみます。

 高校入試も全日程を終え、まもなく真新しい制服に身を包んだ新入生が小野高校にやってきます。今年度1年間、多くの皆様に小野高校を応援していただきました。本当に感謝申し上げます。

 4月から、新しい先生方と、新しい生徒たちと、全力で学校生活を楽しんでいこうと思います。ではまた。

 

 

 

校長ブログ「社会と情報」発表会

 まだまだ寒い時期が続いています。さて、本校の1年次では「社会と情報」という科目を学習します。2月には、この授業において、1年生全員が、「将来の夢」について、パワーポイントを使用したプレゼンテーションを行います。商業科の先生方の指導を受けながら、この日まで準備してきました。
 先日、この発表会をのぞいてきました。1年1組の生徒たちが懸命に発表を行っていました。「将来の夢」を恥ずかしそうに、あるいは非常に熱く語る生徒たちを見ていると、本当にその夢をかなえてほしいと強く感じました。
 そのためにはもちろん、「努力」が大切。日々、コツコツと。千里の道も一歩から。君たちも春が来れば「先輩」になる。後輩たちを引っ張っていくことのできる「先輩」になれるか。ガンバレ、一年生!

校長ブログ「学級通信」

 話は12月にさかのぼりますが、あるクラスの学級通信(案)が私の手元に回ってきました。そのクラスの学級通信には、毎回、様々な名言?が掲載されています。それは、時には漫画のある場面での登場人物のセリフであったりもするわけですが、なかなかに印象深いものが多く、いつも興味をもって読んでいました。
 さて、手元に来たものを見ると、今回掲載されていた言葉は、ある本の一節でもなく、はたまた漫画のセリフでもなく、本校のある若い講師の先生の言葉でした。
 その講師が、当該クラスの生徒たちに1年前に配布したプリントに載せた言葉であったようで、それを自分の机の中から再発見したクラス担任が、改めて学級通信に載せて生徒たちに読ませようと思った、という経緯のようです。

 以下、そのまま記してみます。

あなたはこの1年、成長しましたか?
成長するための努力、挑戦をしましたか?
周りに流されませんでしたか?
多数派=正しい、とは限りません。
「がんばる」こと、「まじめ」なことを
かっこ悪いと思っていませんか?
他人に優しくできましたか?
ときには自分よりも他人を優先するような
自己犠牲の精神を持った「いい奴」になってください。
これからの長い人生、どうにでも変われます。
一度の失敗を恐れず、
一度の成功に向かってたくさん失敗しましょう。
甘酸っぱく泥臭い青春を全力で駆け抜けてください。

 私はこれを読んで、素直にいいなあと思いました。若い教員の、生徒たちに向かって放たれるまっすぐなエネルギー。そのエネルギーを、生徒たちはどのように受け止めたのか、興味があります。
 私自身も、成長するための努力、挑戦を続けていきたい、と久しぶりに胸が熱くなりました。春は目前。何かを新しく始めるにも、中断していたことを再開するにも、いい季節がやってこようとしています。

校長ブログ「収穫祭!」

 2月、寒い時期が続いていますが、先日、産業技術系列の生徒たちが「収穫祭」を行いました。
 実習田わきのハウスにて、皆でお肉や野菜を焼いて、楽しいひと時を過ごしました。私も途中からですがお邪魔して、おいしくいただきました。
 私も元気が出ました!

校長ブログ「課題研究~主体的・対話的で深い学びへ」

 新年を迎えました。仕事始めの一日、身の引き締まる思いがします。
 さて、12月15日(金)に「課題研究発表会」を本校体育館で行いました。「課題研究」は総合学科の大きな特色の一つと言えるものです。この授業では、自ら学び、考え、行動する力を養う場として生徒たちが主体的に課題設定を行い、研究計画の立案、実習や調査等を行います。

 発表形式は、「口頭発表」「文書発表」「展示発表」の3つがあり、発表内容は主に以下の3つとなっています。
 (1)研究テーマの設定理由
 (2)1年間の研究活動内容とその成果
 (3)結論、反省と今後の課題等

 うまくイメージできないという方もいると思いますので、今回の発表の中からいくつかテーマ名を挙げてみます。
 ・「身近な調味料”塩”についての研究」
 ・「子どもを笑顔にするために~エプロンシアターの製作」
 ・「古典のススメ」  
 ・「トータルステーションを用いた細部測量『農場模型の作成』」
 ・「書の力~地元の魅力発信~篆刻と巻物」

 こういったテーマについて、個人またはグループで、数か月をかけて研究を行います。現在、「主体的・対話的で深い学び」が今まで以上に求められていますが、本校生が「課題研究」で行っているのは、もちろんまだまだ不十分な点がたくさんあるとはいえ、「主体的・対話的で深い学び」につながるものであろうと思いますし、この「課題研究」を通して身につけた力は、きっとこれからの本校生の人生を支えていくものとなるはずです。

 写真は、福祉系列の生徒たちによる発表「If(もしも…ならば)~いつだって、だれだって、輝ける」の一コマです。以前、このブログで、筆を口にくわえて文字を書く練習をしている福祉系列の生徒たちの授業の様子を紹介しましたが、このようにしっかりと研究発表までたどりつきました。
 
 校内選考で選ばれた研究は、学校代表として、1月中旬にいわき総合高校で開催される県大会で発表することになります。県内の総合学科を持つ各高等学校の発表を本当に楽しみにしています。併せて、本校における課題研究も、もっと充実した内容となるよう、教員・生徒ともども、一層努力していかなければならないと感じています。総合学科の強みである「課題研究」を、もっと磨いていく必要があると思います。

 研究の過程で、地域の方々をはじめ、多くの方々にご指導・ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。この場を借りて深く御礼申し上げます。