福島県立小野高等学校
校長ブログ
春到来!【校長ブログ】
暖冬だったこの冬でしたが、3月末に今年一番の雪となりました。春の花が咲きはじめた中でのドカ雪で花たちもびっくりしたのではないでしょうか。(写真は中庭に咲くタンポポ)
ショウジョウバカマも株を多くしてひっそりと咲き始めています(昨年のブログ参照)。小さいので見つけにくいですが、正面玄関東側に咲いていますので探してみてください。
新型コロナウィルスの影響で、3月4日から一斉休校となりひっそりとした校内でしたが、4月1日より部活動も再開し、生徒の元気な姿を見て安心したところです。ただ、県内でも感染者が増え始めていますので、感染予防対策をしっかりした上で教育活動を再開していきたいと思います。今後の状況を鑑みながら対応していきますので、HP等のチェックをお願いします。
謹賀新年【校長ブログ】
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
生徒が安心して安全に学校生活を送れるよう、教職員一丸で生徒の成長を見守っていきます。
2020年は東京オリンピックが開催されるなど「交流」がキーワードになるのではないでしょうか。生徒たちも様々な地域や世代との交流を通じてコミュニケーション能力を高めてほしいと思います。
今年最初の交流は、姉妹校である沖縄県石垣市にある「八重山農林高等学校」が本校を訪問する交流研修です。1月14日(火)~1月16日(木)に本校生徒との交流会や交流学習会を行います。
11月に石垣島にお伺いしたときに「気温が16度になったら寒くて真冬なんです。」というお話をお聞きしました。八重山農林高校の皆さんには、「福島」の現状を知ってもらうとともに、ぜひ、「こたつ」と「雪」を体験していってほしいと思います。
今年も素晴らしい年になりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
令和2年1月6日
学校長 小針 幸雄
全国高文祭「優秀賞」おめでとうございます!【校長ブログ】
第43回全国高等学校総合文化祭が7月27日(土)~8月1日(木)にかけて佐賀県にて開催されました。
郷土芸能部門において本校と姉妹校として交流させていただいている「沖縄県立八重山農林高校」の郷土芸能部の皆さんが発表した「瑞穂の恵み~豊年祭~」が優秀賞と文化庁長官賞を受賞されました。本当におめでとうございます!
小野高校生徒・教職員一同お祝い申し上げます。
なお、八重山農林高校郷土芸能部の皆さんは、8月24日(土)・25日(日)に東京国立劇場で開催される優秀校公演に出演されます。
ぜひ、頑張ってください!福島から応援しています!
→琉球新報ホームページより(記事転載申請許可済)
フュージョン!【校長ブログ】
6月中旬ころに産業技術系列の3年生から「芝人形」をプレゼントしてもらい、ようやく髪(芝)が伸びてきました。緑髪のスーパーサイヤ人のようになりましました。そろそろ散髪して、髪を整えたいと思います。どんな髪型がよいでしょうか・・・。
この人形は、おわんを使いストッキングに土と種を入れ、丸くまとめたものです。体はペットボトルの下の部分を利用しています。そこにフェルトやペンで装飾しました。ペットボトルの水をストッキングが吸い上げる仕組みなっています。
生徒の個性あふれるデザインの作品をたくさん届けてもらったので、知り合いの学校や施設、商店で育ててもらい、楽しんでもらっています。
アンパンマン、サッカー選手、おやじ、動物風などの作品がありました。
楽しみでーす。【校長ブログ】
6月に入り、福祉教養系列で学ぶ2・3年生の生徒は町内の福祉施設で2週間に渡り、施設の皆さんのご指導のもと入所者のお世話をしたり、レクリエーションを一緒に行いました。その生徒たちの様子を見てきました。
普段おとなしい生徒たちですが、授業で教わったことや施設の方に指導いただいたことを一生懸命駆使して、声かけ等をしていました。
がんばれ!小野高生。入所者の方はみんなが来るのを楽しみにしています。
昼食前のお薬チェック。確認が大事。
生徒たちが作成した手作り玉入れでゲームをしました。
玉入れによる手の運動、玉をみんなで数えることによる頭の運動にもなり、皆さん楽しそうに参加してくれました。
成績発表後、参加した皆さんにきれいに折った折り紙をプレゼントしました。
きれいです。【校長ブログ】
新学期がスタートしてすでに1ヵ月半が過ぎました。
毎朝、「ホーホケキョ」と鶯の鳴声に迎えられ学校に来ています。
校長室前にひっそりと咲く「ショウジョウバカマ」に心和みました。4年前(教頭時代)には気がつきませんでした。
こちらは、フラワーハウスに向かう土手(学校の向かいに側)に産業技術系列の皆さんがパンジーで作製したものです。学校前の通路や校門前の花壇にもたくさん植栽してありますので、ぜひご覧ください。
草花の苗販売が始まりました。看板をご覧ください。(土日は販売していません)
現在ある苗は、「ベゴニア」、「インパチェンス」、「ペチュニア」、「マリーゴールド」、「サルビア」です。
「土づくり」には手間をかけています。生徒が育てた苗を大きく育てて楽しんでいただければ幸いです。
数に限りがありますのでお早めにお求めください。
「校長あいさつ」更新しました。『着任ご挨拶』
ご挨拶
ご無沙汰しております。3年ぶりに小野高校に戻ってまいりました。4年前教頭として赴任し、家庭クラブが中心となって研究していた「トマトうどん」の商品開発を進めるために、小野町町役場をはじめとする関係者や地域の皆様と連携して取り組んだことがとても懐かしいです。当時、1年という短期間での転勤となり、やり残したという思いをもちながら、福島県庁のスポーツ課で、3年間福島県のスポーツ振興に取り組んでまいりました。
この度の人事異動で校長として赴任できたことはこの上ない喜びであり、歴史と伝統ある本校に再び勤務出来ますことを誇りに思います。
本校は、地域に開かれた学校を目指し、「産業技術系列」における地元の小学校や特別支援学校の児童・生徒との交流学習や「福祉教養系列」の地域における社会福祉現場実習・ボランティア活動など様々な連携事業に取り組んでおり、地域の皆様から多大なご支援とご協力を頂きながら、充実した内容で実施しております。「ビジネス系列」では、商業系各種検定試験等の上級資格取得でも素晴らしい成果を上げています。また、進学希望者に対する「合格支援プロジェクト」や基礎学力向上事業「学習くらぶ」の実施により、個々の生徒の希望進路実現に向けた個別指導にも力を入れて取り組んでおります。平成30年度に福島県高文連放送専門部に初めて加入し参加した県大会では、3作品がラジオキャンペーン部門最優秀賞をはじめとする上位入賞を果たし、初出場となった東北大会においても上位入賞を果たす活躍を見せてくれました。さらに、小野町の全面的なご支援により3年前から実施している沖縄県立八重山農林高等学校との交流事業も相互交流を継続しており、生徒交流を通して6次化商品の共同開発を行うなど大きな成果を上げております。
今後とも、「夢をカタチに」のキャッチフレーズのもと、校訓である『質実剛健』『明朗闊達』の校風を継続し、知・徳・体のバランスの取れた教育活動を展開し、生徒と教職員が何事にも「チャレンジ」する精神で勉学・部活動等に取り組むよう努めたいと考えておりますので、ご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2019年4月1日
福島県立小野高等学校長 小針 幸雄
校長ブログ「感謝」
小野高校に勤務して2年。このたびの人事異動により、小野高校を離れることとなりました。
この2年間、本当に多くの方々にお世話になりました。ご指導ご鞭撻をいただきました多くの方々に改めて深く感謝申し上げます。また、小野町をはじめとする地域の方々にも、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
次の勤務地でも、全力で生徒たちに向き合い、学校生活を楽しみたいと思います。2年間、本当にありがとうございました。
短い文章で大変恐縮ですが、最後の校長ブログといたします。
校長ブログ「沖縄県立八重山農林高校との交流研修が始まります」
小野町も、「秋深し」というよりも、「冬近し」といった気候になってきました。先日は朝の気温が2℃まで下がり、吐く息が白くなりました。
さて、11月6日(火)から、三泊四日の日程で、石垣市及び沖縄県立八重山農林高等学校を訪問し、交流研修を行います。訪問団は教頭先生を団長とし、教諭2名、生徒10名で構成されています。小野町のご支援により実施しているこの交流研修も、今年で三年目を迎えました。昨年の夏、八重能の郷土芸能部が来町・来校した時の感激・衝撃はいまだ記憶に新しいところです。(その郷土芸能のすばらしさ、生徒の皆さんの持つパワーに対する衝撃です)
八重農訪問中には、八重農の全校生に対して、本校生が、「東日本大震災からこれまでのあゆみ~復興へ向けて~ 私たちが見て聴いて感じたこと」と題してプレゼンテーションを行います。また今年は特に、それぞれの農産物を生かした商品開発に取り組む予定です。
幸い、天候にも恵まれそうです。思い起こせば、昨年は台風が接近していて石垣の星空を見ることはできませんでした。今年は大丈夫そうですね。生徒の皆さんには、今回の交流研修をとおして様々な経験をし、大きく成長してほしいと思います。
校長ブログ「ざらりとした感触をその手の内に」
先日、ある著名なYou Tuberの方のインタビューがインターネットに掲載されていました。その中で、その方は、「次の世代に伝えたいことは?」という問いに対し、「何でもネットで見ることのできる時代だからこそ、直接見て、体験することを大切にしてほしい」と答えていました。私は軽い驚きを覚えました。インターネットの世界で生計を立てている方の言葉としては意外だったからです。しかし、すぐに、なるほどとも思いました。
前々回のこのブログで野球応援と球技大会について触れました。どちらも生徒の皆さんの心の中に感動が生まれたのではないかと思いますが、それは、その方が言うような「直接見て、体験する」出来事だったからだと思います。野球場での焼けつくような太陽、カキーンという金属音。選手の雄たけび、スタンドの歓声、メガホンが打ち鳴らされる音。球技大会でも、懸命に食らいついたボールの手触り、味方が点を入れた時の喜びの声、隣の友人とハイタッチした時の感触。それらはテレビやパソコン、スマホの画面の向こうにあるものではなく、現実のものとして間違いなくそこに存在したものでした。それらの、自分の目で見、耳で聞き、体で感じた「もの」は、意識せずとも生徒の皆さんの奥深くに堆積し、やがて発酵し、いつしかそこから何かが芽吹いていくことになるのだと思います。
今日は立秋です。夏休みも中盤。生徒の皆さんは、勉強、部活動、あるいはボランティアと、様々な活動に取り組んでいることでしょう。それらから得られるであろうさまざまな「ざらりとした感触」を手の内に握りしめ、一回りたくましくなって夏休み明けに元気に登校してくることを楽しみにしています。