校長ブログ「県大会へ、次へ」

 高体連地区大会が終わりました。陸上競技、剣道、柔道、弓道、テニス、卓球の6つの部活動が県大会への切符を手にし、5月19日(金)には壮行会を行いました。特に陸上競技部は、二,三年生全員が個人で県大会に駒を進めるという素晴らしい結果を出しました。
 その一方、県大会にわずかに手が届かなかった部もありました。壮行会で話をしましたが、男子バスケットボール部は2回戦で負けたものの敗者復活戦を勝ち上がり、代表決定戦までたどり着きました。その試合も中盤までリードしていましたが、最後に力尽きました。また弓道女子団体は60本の矢を引いて、わずか1本差で県大会を逃しました。どれほど悔しいだろうと思います。しかし、本当に「全力を尽くした」のなら、その悔し涙は決して無駄にはなりません。全力を尽くした君たちの戦いは、県大会に進出した部の生徒たちの戦いと同じ輝きを持っています。今回の敗戦を「ちゃんと悔しがる」ことが大切です。それができたら「次」に向けて「一所懸命」努力を始めましょう。
 生徒たちには、この小野高校での三年間の中で、「ざらりとした手触りの何か」をつかんで欲しいと願っています。